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学芸員を退職後、これからの生き方を模索しています。シマを愛する←奄美⇔沖縄→の目線を通して、気ままに書いていま~す♪

by yukari-gou
 
映画配給のおはなし
映画配給のおはなし_f0001865_22423415.jpg
いま、桜坂劇場がオモシロイです。
上映技師でもある講師の内村さんは、シネマパニック石垣島ホールの上映も、ときどきおこなっています。
先日は、真喜屋監督が、監督の立場からみた、日本や外国のメジャー業界について概観してお話をしてくださいました。



復帰前の沖縄がまるでカルテルのような闇協定があったこと。
今の大型シネコンがおのずと淘汰されてくる見通し。
映画は文化、とくにフランスではその傾向がみられてきていること。
各配給会社のおもな特徴。
地元沖縄映画のケーススタディ、などなど。

とくに沖縄を舞台にした映画『ナビィの恋』の動員数が、あの『タイタニック号』をぬくほどの数だったということは驚きました。地方映画おそるべし。

月30本ほど上映しているこの劇場で、はたして全部の映画を事前に見ることができるのだろうか疑問に思っていましたが、配給会社が劇場に配付する業界専用のプレスシートなどの資料によって作品を決めこむそうで、ナットク!
また、プレス会やのしかたはとても参考になりました。

最後に、ズバリ! 監督からみた原作について質問してみました。

原作と映画は別もの。
原作のセリフを変えるなといわれたこともある。『ホテルハイビスカス』のケース。
原作者が丸投げしなかったら、映画にする必要はない。

ちょっとドキドキしながらも、質問してよかったです。
なんだかとてもスッキリしましたぁ~!
作者の目、監督の目、プロデューサーの目、脚本家の目、それとも……さてどっち?
by yukari-gou | 2006-06-08 21:37 | 映画づくりのこと
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