人気ブログランキング | 話題のタグを見る

学芸員を退職後、これからの生き方を模索しています。シマを愛する←奄美⇔沖縄→の目線を通して、気ままに書いていま~す♪

by yukari-gou
 
よりどころを求めて その1 ~子ども劇場の現場から~
生の芸術にふれる機会が少ない島にあって、
はじめは、知人に誘われ、軽い気持ちで足を運びました。
それは「くずーい 屑屋でござる」の上演のときでした。



ものづくりが栄えた日本の江戸時代が舞台で、
どんなゴミくずでも集めて、新たにものを生まれ変わらせる屑屋の物語。
エコの考え方がかくれていました。

こんな舞台なら毎回観たいわと、
定期的な公演情報がほしいなぁ~くらいの気持ちで、
初めて子ども劇場なるものに入会しました。

2度め、そして3度めの今回は、年に一度だけ、県内各地で、ひろく子どもたちに、
生の芸術にふれてもらおうという、鹿児島県子ども芸術祭典でした。
よりどころを求めて その1 ~子ども劇場の現場から~_f0001865_119526.jpg
子ども劇場ってきくと、子どもがいる家族だけが入るものというイメージで、
はじめは自分と全く無縁な世界だと思っていましたが、
驚くこと満載なのです。

思いつく限りの特徴をあげてみると、

1.会場運営を低学年児から参加し、チケットのもぎりやポスター作成を行なっている。

2.鑑賞にあたっての観覧者への注意を、子どもたち自身が、手書きの絵で注意を喚起している。

3.上演団体の受け入れ交渉から実際の上演の段取りを、保護者自らおこなっている。
  動きも手馴れたもんです。スゴイ!これが子どもたちの動きともリンクしているは納得。

4.年間様々な舞台を何度も鑑賞しているので、子どもたちが鑑賞する訓練となっている。
  これは絵本の読み聞かせでみられる傾向と一致している。

5.幼児期から親に連れてこられていた子どもが成人し、親子2代にわたって活動し、強力な助っ人になっている。ちなみに奄美支部会長は、親子3代です。

ここらあたりまではまだ序の口。
最終公演で、玄関にはられた活動記録写真を眺めていると、驚きました。
プレ学習をやっているんですね~。
(つづきはその2で)
by yukari-gou | 2007-05-21 09:14 | まちづくり
<< よりどころを求めて その2 ~... あら、いらっしゃい >>


S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ライフログ
検索
以前の記事
カテゴリ
お気に入りブログ
タグ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
関連リンク