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学芸員を退職後、これからの生き方を模索しています。シマを愛する←奄美⇔沖縄→の目線を通して、気ままに書いていま~す♪

by yukari-gou
 
NPOの基礎と設立について
 先週、那覇市NPO支援センターが主催する講座を受ける機会がありました。
 非営利組織というNPOは、商品やサービスを対価で得る流れだけではなく、対価を得られない顧客やサービスもあるので、より強い情熱と覚悟をもってのぞむ必要があること、そして自主事業を行なうための技術や専門性が求められることを改めて再認識しました。



 参考事例として、大学や企業と一緒になって研究開発し、オリジナル商品として開発し、販売している団体の存在も知りました。

 そして一番大切なこと。NPOにとっての対価はお金もそうですが、共感と感謝なのです。粗利益をスタッフの給料として分配してはいけないという足かせの中で、顧客や会員による会費からの財源を生むためには、会の活動の目的をより多くの人に知ってもらい、会費や寄付を募ることなのです。
 知ってもらうこと。そのための大きな手段の一つに私たちがまさしく今学んでいる、IT戦略マーケティングは即、これに結びつくことでもあるのです。
 
 企業と同じように経営陣に求められる使命と情熱を、仲間はどこまで考えているのか?
 独りよがりでもいけないし、時期尚早でもいけません。もしくは法人化は必要ないかもしれません。
 仲間と活動を続けている中でもう一度、私たちが社会に対する使命を確かめ合いたいと思いました。それがクリアになれば、活動の目的を一言で紹介できるはずなのです。
 小さなことから一つずつ問題を明らかにすることで、自分の主たる仕事を柱にしていこうとする中で、その活動の位置づけもクリアになってくるのです。

 夕べ、沖縄県立博物館の新館へ友の会がショップ企画へ参入するか否かや資金用の寄付金の金額をアンケートに記入することで覚悟を示しました。アンケートの最後の質問にこうありました。
「新館オープンに際して、生まれ変わるであろう友の会に夢を持って参画できますか」
 しっかりと○をつけて今朝、投函しました。住んでいてできること、島を離れてできること。小さなことでも行動を起こすことです。NPOの基礎と設立について_f0001865_12294519.jpg
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by yukari-gou | 2006-01-30 11:32 | まちづくり
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