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学芸員を退職後、これからの生き方を模索しています。シマを愛する←奄美⇔沖縄→の目線を通して、気ままに書いていま~す♪

by yukari-gou
 
ドナドナ日記 音楽の発見 ~与論島で交響曲~
町内放送で、東京フィルハーモニーの演奏会があると知り、
夜、早速出かけることにした。


退院後、まだ落ち込みがちな義母の気分転換にと思いつつも、
窮屈な座席は、さすがに今の義母には辛いだろうと、参加を遠慮してもらった。

ドナドナ日記 音楽の発見 ~与論島で交響曲~_f0001865_0224512.jpg
いざ体育館の会場に足を踏み入れると、
8名の団員を観客が取り囲み、アットホームな雰囲気。


ステージマネージャーが、楽器や曲目の説明をわかりやすく織り交ぜながら進行したので、
2時間余りの時間は、またたく間に、過ぎ去りった。


楽器や演奏方法が、こんなに自由だなんて!
音楽が、絵となって聴こえてきた。
モーツアルトの「だんだん小さく」や他に「猫のワルツ」、
「動物の謝肉祭」などは、改めてもう一度聴いてみようと思った。


最後、楽団と与論高校生との合唱曲「BREIVE」で締めくくった。
とてもいい歌詞だった。


信じること。
いま、義母にとって一番必要なものだと思った。家族を信じること。
息子を信じること。


音楽の新たな楽しさと自由さ、そして大きな力を発見させてくれて、本当にありがとう。
また機会があれば、東京フィルハーモニーの演奏を聴いてみたいと思った。
# by yukari-gou | 2008-04-02 23:15
 
ドナドナ日記 活字乞い
今日から義母とわたしだけの生活。
これってなかなかの構図だよな~。
男手がいたときと比べて、労働力が増すこと間違いなし。

ぐっと作業量が増え、これって私でもキツイわ。

そろそろ活字に飢えてきたので、与論町図書館へ足をはこんでみることにしました。
姶良の図書館ができるまでは、ここが、貸出冊数県下一を誇る図書館だったそうです。
ドナドナ日記 活字乞い_f0001865_071658.jpg

まず、貸出冊数の制限がないこと。
次に、住所がここにない旅行者や、帰省者にも、同じように、冊数の制限なく借りられること。

まさに今の私には、ありがたいサービスです。
もっと早く借りておけばよかったと後悔しましたが、
本音をいえば、やっとそんな心の余裕ができたということ。

ふと雑誌コーナーをみたら、面白いサービスがありましたよ。
夜間貸しサービス。
普通、新しい雑誌は、次の号が出るまで、貸出できないのですが、
ここは、次の日の開館時間までに返却を条件に、一泊だけ借りられます。

休館日の前日に借りれば、2泊ですよ!
やっぱり雑誌って、夜のくつろぎ時間に、読みたいですよねー。
# by yukari-gou | 2008-04-01 12:41
 
ドナドナ日記 旅立ちにドラゴンロール
義妹たちが各自宅へ帰り、とうとう夫も大島へ帰ることになりました。
こんなに長期で仕事を休んだのは初めてなので、本人も落ち着かない様子。
あ~、帰ったらボクの席は、もうないかも。。。

そんな夫へ義母が、職場の同僚へと、与論島のお土産を持たせてくれました。
ドラゴンロール。
ドナドナ日記 旅立ちにドラゴンロール_f0001865_12405730.jpg


ドラゴンフルーツの餡を、ふわふわ生地でくるんだロールケーキです。
一口食べて、トロけてしまいました。

あの毒々しい赤紫色の果肉の鮮やかさに、
観光客も、着色料を使っているのですかと、不安げに訊ねるそうです。
ドラゴンフルーツの認知度もまだまだですね。

沖縄ではずい分前からドラゴンフルーツを栽培していますが、
こんなお菓子は見たことありません。恐れ入りました!
いいお土産ができて、よかった。
今日からは、わたし一人、がんばらなきゃ!

留守中お世話になった皆様へは、本当に感謝感激です。
無事、職場復帰できますように。
ドナドナ日記 旅立ちにドラゴンロール_f0001865_12405690.jpg


そして残ったものは、夫の履きつぶしたジャージだけ。
ドナドナ日記 旅立ちにドラゴンロール_f0001865_004474.jpg

# by yukari-gou | 2008-03-31 12:40
 
力強い見方
旅行でもなく、住むわけでもなく、短期滞在するうえで、ずい分役立ったのがここ。
与論島にもすでに、ネットカフェが誕生していました。
力強い見方_f0001865_17294315.jpg


店内は、珈琲の香りが漂い、世界の珈琲も楽しめます。
地元の高校生でにぎわったアットホームな感じで、
仕切られた個室という、普通のネットカフェのイメージとは違っていました。
開放的な与論島にはあっているような気がします。
力強い見方_f0001865_17294320.jpg


オーナーのNaganoさんには、パソコンに関する相談にのってくださいます。
以前からノートパソコンのメンテが気になっていたので、
この機会にとうとうメモリーまで注文し、とても満足できました。

隣りには、奥様が指導する空手道場があります。
店のマスコット犬の、茶スケです。
よろしくお願いしま~す!
力強い見方_f0001865_17294452.jpg

# by yukari-gou | 2008-03-30 17:29
 
ドナドナ日記 家畜農家泣かせ
同じ牛飼いをやっている親戚筋の従兄が、
退院した義母や牛の様子を見に来てくれました。


70歳も過ぎた女性が、一人で牛飼いを頑張っているところはどこもありません。
生活スタイルや体力にあった飼い方ができるように、

いつもこんな風に、近所のみなが、
わが家の様子を見に、足を運び、いろいろと教えてくれるのです。

それにしても、今日きいた話は、本当に頭にくる話でした。
与論の家畜業の将来をゆるがすような事態がおきているのです。

与論町独自で経営していた農協が、
奄美と合併されたために、運営方法がかわってしまいました。

成牛や仔牛に与えていた飼料代は、
これまで、セリの売り上げから差し引かれる形で、支払っていました。

それが、今度の5月のセリから、飼料を買うたびに、現金払いが義務付けられたのです。
セリで出すことはわかっているにもかかわらず、
牛飼い一本だけでやっている農家は、セリでの売り上げだけが収入なのに、

こんなやり方をしては、これまで培ってきた、質が良いのに評判な与論町の家畜業に、
悪影響を及ぼす可能性が出てきているのです。

飼料をあげられる農家と、差し控える農家の差が出てくる可能性があるのです。

これは、農協が、牛飼いを理解していない証拠だと、
与論の家畜農家は、みな、頭を悩ませています。

多く食べる仔牛でも一日4キロは食べる仔牛もいるなかで、
20キロ入りの飼料をどれだけ消費することか。。。

またもや、金のある農家だけが恵まれて、
零細農家は、もう家畜はやめろといっているのでしょうか。
# by yukari-gou | 2008-03-29 22:20 | 生活者としてのシマの風景


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