学芸員を退職後、これからの生き方を模索しています。シマを愛する←奄美⇔沖縄→の目線を通して、気ままに書いていま~す♪

by yukari-gou
 
耳が追いつかない
その日、脚本のクラスに、一日だけオブザーバーに入れていただきました。
ワタシのようなこんなド素人が、図々しいと思いながらも、
でもやっぱりどうしても気になっているのです。



脚本を書いてきた受講生の一人が、
皆の前で自分の作品を読み上げます。
周りを見ると、誰の手元にもその方の作品はありません。

作者が読み上げる顔を、
食い入るように、見つめている人、
目をつむって耳を傾けている人、
めいめいが、静かにただ、聞き入っています。

場面設定が語られ、
すぐに配役の名前が登場し、
行動とセリフに続きます。

別の登場人物がそこ現われ、
会話がくりひろげられます。

ワタシは、ちょっと戸惑いました。
ちょっと待って、その登場人物の名前は?
もう一度、その名前を言ってちょうだい、
という感じで、耳がついていけないのです。

ショックというか、なんというか、
これが脚本か!って感じでした。

小説やエッセーを、文字として目で追っていく場合なら、
導入に、何らかの描写が入ってきて、
一呼吸おけるのですが、
それらが一切削りとられているんですね。

読み手、つまりここでは、
演者やカメラワークに任せられているというのかなぁ~。

脚本で、演者も含めて、その空間の中に、
どれだけ様々な描写をちりばめさせることができるか……。

小説から始まる構想もあるけれど、
脚本から始まる構想もあるんだと、つくづく感じました。
映画撮影ワークショップの班で、
ワタシは絵コンテを描いてみたのですが、
チームでは構成台本から始めました。

ふむふむ、
作品がどんな形から生まれるのか?
今、このことが気になっているワタシです。

映像化をイメージできるかは、
ものを見て、感じていないとイメージできない。

頭の中には、映像が浮かぶ。
遭遇していること全てに、何を感じているのか?
でも結局は、書かないと、何にも生まれない……。

~ ものを生みだすことは、孤独との戦いです ~
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by yukari-gou | 2006-06-29 11:56 | 書くこと
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