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学芸員を退職後、これからの生き方を模索しています。シマを愛する←奄美⇔沖縄→の目線を通して、気ままに書いていま~す♪

by yukari-gou
 
うごく時間 ゆんたく時間
タンカン収穫のお手伝いも最終日の3日目。
今日は、販売所となっているサン奄美へ、発送用と加工用を出荷。

はさみ入れ時期とはうって変わり、
加工工場には、材料となるタンカンが
袋詰めで山積みになっていた。

住用村の農家であれば出荷できるという、
サン奄美の運営は、農家規模に関わらず、
決められた一定量を出荷できるそうだ。
うごく時間 ゆんたく時間_f0001865_1333757.jpg
いつも温かい笑顔でつつまれている
この販売所の秘密に関係ありそうだ。

和田農園へ戻り、選定作業を終えると、もう昼休み。
小屋の囲炉裏を囲み、まかない食を頂くのが、リズムとなっていた。

自家栽培の大根や人参の煮物。
豚汁や菜っ葉味噌汁。
なんと今日はモクズガニのガン(カニ)汁。
焼き魚に漬物。
黒米の入ったご飯。

午後の作業の後には、
ふくらカンなど手作りのお菓子。

和田さんが毎日作って下さる食事は、素材の味が利いて美味しい。
昨日は、一緒に作業をしているSさんの
手作りヨーグルトケーキがあんまり美味しかったので、
わたしも触発されて、ぜんざいを持っていった。

沖縄の宮古島産の小豆と
産地は忘れてしまったけど、国産のもやし豆で手作り。

作業時間と昼食やお茶の時間がほぼ同じなので、
こんなんでいいの~と恐縮してしまった。
でもこれって本当の意味で島のユイワクだと思う。
本当にいい経験ができた。

おしゃべりの中で、和田さんご夫妻の懐の深さと
島の食材や生活を大切にする姿勢が、この農園にはあふれていた。

労働時間と休憩時間。
いや、おしゃべりしながら働いているって感じのほんわかペース。
子どもたちを見守る大人たちのまなざし。
語らいを求めてやってくる人々。

ユイワク、ユイマールの形そのものが、この販売所の運営を支えているといってよい。
とっても居心地のいい空間だった。
タンカンの時期が、もっと長かったらいいのに。
by yukari-gou | 2008-02-23 23:16 | これ見てシマ産品
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