今日は、朝から大島北高校生の3年生23名が、
高倉のふきき替え作業を手伝ってくれました。
腰病みしながら年方の先輩がやっていたカヤ切りも、
途中から高校生にバトンタッチ。
「はい、笠利を離れない人!
熟練の技を継承したい人!
近くで見れるよ」
一人またひとりと、交代でハシゴを登る姿に、
棟梁の表情も幾分ゆるんだよう。
夕方からは日仏交流の皆さんも加わった高倉の前では、
「味の里かさり」や節田集落皆さんによる倉ふき祝い料理や節田マンカイが、疲れをふき飛ばしてくれました。
ふき替え作業と日仏交流をイベントに仕立てた奄美パーク。
フランス側からは、この島にアートの受け皿になれる人達がいるということに、たいそう喜んでおられたそうです。
迎え入れた一人ひとりが、確実に島を発信している証拠ですね。